消費者金融のカードの魔法

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私がはじめて消費者金融でお金を借りたのは20代前半の頃です。当時、親戚が経営する会社で日雇いみたいな感じで働いていました。

まあ、1日行ったら2日休むみたいな甘ちゃんの生活です。親戚の爺ちゃんの手伝いをしたら小遣いももらっていたので、がっつり働く必要もなかったんですよね。

でも、僕を可愛がってくれた爺ちゃんが亡くなり、息子に代替わりしました。
仕事は今まで通りに日雇いみたいな感じですが、爺ちゃんのお小遣いがなくなった分、僕の使えるお金は減りました。

ちょうどその頃、小さいときからの悪友とパチンコにハマっていました。大勝ちした日は相手に奢るというような生活をしていました。

ただお盆や正月はパチンコ屋も釘を締めるらしくまったく勝てません。満足に働いていなかった私は消費者金融に行きました。

親戚の会社名を使ったのですぐにお金を借りることができました。

だって事務員さんは僕のこと知っているし、在籍確認があれば返事をしてくれるので問題なかったんですよね。

消費者金融のカードって一旦作ってしまうと銀行のカードのように使ってしまうんですよね。

借り入れができる残高がまるで自分の口座の中にあるお金のように使ってしまうんです。

すぐに限度額いっぱいになってしまい、2社目3社目とカードを作りました。大手だけじゃ満足できなくなったときに親戚の兄ちゃんにバレてしまいました…今ではパチンコを辞めさせられて借金の返済のために毎日働いています。。。